社長あいさつ
代表取締役 星野 昇
家づくりのあり方を、いま震災に学ぶ。
私たちは昭和43年の創業以来、地域の方々に支えていただきながら、一般木造住宅から神社仏閣にいたるまで、小千谷市を中心に中越・下越の各地で、これまで200棟近い家づくりをしてまいりました。 なかには信頼が置ける雪国ならではの素材と技で家づくりをと、関東や東海の方々よりご用命をいただくこともありました。
2004年10月の新潟県中越地震では、地域全体が甚大な被害を受けたにもかかわらず、幸いにして、私たちのお客様のお住まいには、地盤被害による1棟を除いて「全壊」とされたものはありませんでした。被害を最小限に食い止めた理由としては、
・ 災害に対する身の処し方を本能的に組み込んでいた、伝統的な工法を忠実に受け継いでいた。
・ 伝統工法の建物は手入れもしやすい構造で、長い年月の経過にも維持管理が容易である。
・ 木材などにも地元の良材を適材適所で用いることで、厳しい気候風土に耐えることができた。
などが考えられます。 それによって、大震災でも取り壊すほどの被害が出ずに済んだのではないかと思っています。
近年では、建てるときの一時の出費、コスト負担に目を奪われるケースも多く目立ちます。 しかしながら古いものから、新しいものまで、さまざまな壊れ方、被害の状況を見るにつけ、最新の工法が絶対に良いとは限らないとも思います。 家は数十年から百年単位で私たちの生活を包むものです。 命を守る建築のありかた・意味の重さを考えたとき、上の三つの要素を再認識し、またそれに甘んじることなく、更なる研鑽を重ねていくことの必要性を強く感じた次第です。
震災の折には、全国の皆様より多くの善意と励ましのメッセージをいただきました。 ご厚意への感謝の念はこれからも忘れることはできません。 地域のひとりひとりの暮らしの再建もおかげさまで少しずつではありますが、着実に進んでおります。 家は暮らしの器であり、住む人と家族の最大の財産という思いを忘れずに、これからも風土に根ざした木の家づくりという考えを芯柱に据えて、みなさまのお役に立っていければと思っています。
会社概要
沿革
社名
有限会社 星野工務店
所在地
947-0051
新潟県小千谷市三仏生4248−11
電話番号
0258-82-5652
ファックス番号
0258-83-5411
創業
昭和43年4月
事業内容
小千谷市、長岡市エリアを中心とした木造建築物の設計・施工
昭和43年4月
星野工務店として独立
昭和49年9月
建築業許可 第7788号 取得
平成5年6月
有限会社 星野工務店 設立
平成5年6月
建築業許可 第27546号 取得
平成7年
新潟県小千谷市桜町 伊米神社鳥居 建立工事
平成8年
新潟県小千谷市南荷頃 石動神社 改築工事
平成11年
新潟県小千谷市千谷 長楽寺庫裏 改築工事
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